命と財産を守る「住まいの防犯対策」
関東で多発している強盗事件、あなたはどうやって防ぎますか?
今回は、空き巣等の侵入窃盗犯や強盗などに関しての住まいの防犯対策に絞ってお伝えします。
・家の敷地内に入れない対策
門扉があれば鍵をかけましょう。鍵がかかっていれば乗り越えなければならないので目立ちます。
インターホンは敷地の外から押せるところに設置し敷地内に入れないようにしてください。インターホンはカメラ録画機能付きのものや男性の声が出るボイスチェンジャー機能付きもおすすめです。(訪問販売・アンケートなどは全てお断りをお勧めします)
宅配便などは宅配ボックスを設置して敷地内での直接手渡しを避けるか置き配にしてください。注意点は荷物をすぐに取りに出ず時間を置くようにしてください。昨年の強盗で宅配便を名乗って被害に合ったケースもあります。
高い塀や生い茂った植木などは中が見えないので、高めのフェンスなどで外部からの見通しが良くなるよう植木の選定を行いましょう。
・敷地内の防犯対策
防犯砂利(歩く音が出る石)、センサーライト、や防犯カメラ(大音量・センサーライト・携帯電話との連動機能があるとなお有効です)などを設置してください。防犯カメラはセンサーライト付きのもので1万程度販売されています。
・家の内部侵入対策(CPマーク表示の防犯フィルムや補助錠の商品を使用する)
※CPマークとは侵入犯罪に5分以上耐えられると認められた部品などのみに使用が認められたマークです。
玄関ドアは、1ドア2ロックを基本(ガラスの入ったものは防犯フィルムを貼る)訪問者に対してドアを開ける際はドアーチェーンなどの利用して開ける。
窓は、格子・シャッター・雨戸を併用しガラス面はCPマーク表示付き防犯フィルムを全面に貼り補助錠を取り付ける。(補助錠は外部から見えないところに設置すると有効)
勝手口のドアのガラス部は、網入りガラスが使用している場合が多く、侵入者にとっては網が入っているためケガをしにくく割る音が小さいので特に狙われるガラス部になります。
窓と同じくCPマーク表示の防犯フィルムを貼り見えにくいところに補助錠を取り付けてください。
ガラス破壊や窓が開いた場合に大音量がなる検知器も有効です。TVなどで紹介された「朝日電器メーカーのELPA薄型スリムアラーム衝撃&解放検知」2個2,758円で販売されています。
補助錠なども簡単に取り付けできるものがホームセンターに販売されていますので写真を撮影してホームセンターの係りの方にご相談ください。
・宅内侵入に至った場合の対策、セーフルームを作っておく
セーフルームとは、住宅において不法侵入者(強盗)などが侵入してきた際に一時的に避難するために設置しておく部屋のことです。
住宅におけるセーフルームは、寝室がお勧めです。寝室に外部侵入者が入らないように防御しましょう
内部の寝室ドア(木製)補助錠を取り付け、窓からの侵入が可能な場合は、先にご紹介した防犯フィルムや窓開放検知器などを設置しましょう。
・まとめ
今回は、宅内に侵入する際に時間がかかる方法や対策を中心にお伝えしました。
110番通報を受けてから警察官が現場に到着するまでの所要時間は、全国平均8分前後です。
警察官が到着するまで家に入れないことがポイントになります。
今回ご紹介した防犯対策は10分以上を目標にし、侵入までの時間を稼ぐ方法を重視していますが完璧ではありませんがぜひご参考にしてください。