誰でもできる外壁チェック
住まいのトラブルバスター2014年4月20日放送内容です。
誰でもできる劣化チェック
①チョーキング現象(どの素地にも起こる現象です)
日本語では白亜化(はくあか)とも言い、主に塗装表面が暴露状態の際に紫外線・熱・水分・風等により塗装面の表層樹脂が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)のような粉状になって顕われる現象や状態をいう。
②サイディングの反り(窯業系サイディングのみ)
サイディングボード自体に水が浸み込むと反りや膨張の原因になります。サイディングとサイディングの繫ぎ目に30cmスケールをあててみてください。
外壁の種類
モルタル
セメントと砂とは重量比にして1:2から1:3の割合で混合されることが多い。ペースト状で施工性が良く、仕上材や目地材、躯体の調整などに多く用いられる。
サイディング(窯業系)
セメント系の素材強度と木質系の特性でもある断熱性を最大限生かした上で表層部のガラス質のコーティングで耐久性も確保した人造外壁材である。サイディングには、窯業系・樹脂系・金属系などがある。
ALC
セメントや石灰などに発泡剤のアルミ粉末を混ぜ、多孔質化させた軽量の気泡コンクリート。板状にしたものをALCパネルという。