2019年7月28日「窓・屋根を考える」

皆様こんにちは!市民住まい向上委員会バスター矢野こと矢野克己です。

「なんで家の中がこんなに暑いんだ?」外から帰ってきた時に感じることはありませんか?

特に熱の入り込む場所はどこだと思いますか?

今週は「窓・屋根を考える」というテーマでお届けしました。

■ 今週の知っとこワードは「Low-Eガラス」です

「Low-Eガラス」とは低放射のガラスのことです。

放射率は通常ガラスの0.85に対して0.1以下、放射率が低いほど室内の暖房エネルギーを反射し

断熱性を向上させます。服装ガラスに使用するとより断熱性、遮熱性を向上させることが出来ます。

■ あんみつガラスとは

あんみつガラスは株式会社あけぼの通商が考案し日本板硝子株式会社に製造を委託した複層ガラスで、板ガラスとLow-Eガラスを重ね、その間にアルゴンガスが封入された中間層を設ける形で1ユニットを構成し、その周囲にアルミ製あんみつガラス専用アタッチメントが取り付けられた商品を指す。また複層ガラス部分のガラス構成が用途によって異なっても、あんみつガラス専用アタッチメントを周囲に取り付けた総厚16mmの複層ガラスを総じてあんみつガラスと呼ぶ。(データー提供は ウキペディア)

■ ガラスの効果比較

 

1枚ガラス ペアガラス あんみつガラス
結露 8℃ -1℃ -28℃
室内から熱が逃げる割合 100 59 25
熱が追加する熱量 6 3.4 1,5
紫外線カット率 27 42 87

 

■ガラス選びのポイント

遮熱とは夏の暑さの原因である赤外線を遮熱する効果です。夏を涼しく過ごすためには遮熱を考えて選ぶと良いでしょう。冬は部屋の暖かさを確保するため断熱を考えて選ぶと良いでしょう。断熱を考慮することで窓ガラス付近の温度が下がらず結露対策やカビの防止にもなると思います。

■屋根

屋根は太陽の熱を直接受けるところになります。遮熱や断熱性の高いものを選ぶことがポイントになりますので見積を検討するときはデザイン等の見た目だけではなく各メーカーの遮熱・断熱の効果についても確認することが大切です。又、各市区町村で遮熱効果のある屋根に対して補助金等も出ているところもありますので確認してください。

■健康キャラバン

今週は「むくみ」について色々と教えてくれています。

是非、「ポッドキャスト」をお聞きください。

●来週は「特殊詐欺」についてお届けします。