ゲリラ豪雨に気を付けよう
住まいのトラブルバスター2014年7月6日放送内容です。ここ数年、ますますひどくなってきている夏のゲリラ豪雨。家にも色々な問題が起こります。
ゲリラ豪雨の安心チェックリスト
外に出ないようにしましょう
ゲリラ豪雨の時には外出しない事です。当たり前の事ですが、帰りを急いだり等、事情は色々あると思いますが、ゲリラ豪雨は瞬間的な物が多いのでしばらく待ってから行動しましょう。
出典:www.city.obanazawa.yamagata.jp
河川には近づかないでください
川の急な増水で中洲に取り残される、増水した川に落ちるなどの被害が多発します。あっと言う間に増水するものなので、近づかない事です。
地下街は危険、注意しましょう
ゲリラ豪雨で地下街に水が流れ込み大切な命が無くなるといった事故があっております。ゲリラ豪雨の時は地上階に避難しましょう。なお、水圧で扉等が開かなくなる場合があるので注意してください。
マンホールに注意してください
大雨で下水が逆流して、マンホールのフタが外れることがあります。道路が浸水していると穴に気づかず、落下する事例が多発しています。特に小さいお子様は水が完全に引いてから下校し、自分ひとりで下校しない様にしてください。
アンダーパスの冠水に注意しましょう
アンダーパスとは、交差する鉄道や道路などの下を通過するため、周辺の地面よりも低くなっている道路のこと。冠水している所に突っ込むと、エンジンが止まってしまい、水圧でドアが開けず、車内にも浸水すれば非常に危険です。急がばまわれと言います。無理をせず回避する事です。
道路より低い立地の家は防水の準備をしましょう
ゲリラ豪雨に備えて立地の低い家の方はいざという時の準備をしておきましょう。
簡易水防工法は、ご家庭にある物を使って水の浸入を防ぐ方法です。あくまでも水深の浅い段階でのものですので、行う際には避難の時期を逸しないように十分注意してください。
ゴミ袋を使用する場合(その1)
40リットル程度の容量のゴミ袋を二重にし、中に半分程度の水を入れます。(持ち運べる程度)
水を入れたゴミ袋を土のうの代わりとして、出入り口などに隙間なく並べます。(10センチメートル程度の水深が限界です。)
ゴミ袋を使用した場合(その2)
40リットル程度の容量のゴミ袋を二重にし、中に半分程度の水を入れます。(持ち運べる程度)
長めの板等を利用し、水を入れたゴミ袋を押さえとして浸水を防ぎます。
その他の注意点
ハザードマップを確認してください
市役所等で事前にハザードマップ等を確認しておくことで危険な個所をチェックし、非難場所等も確認しましょう。家族で事前に確認する事をお勧めします。
家の周りも確認する事
防水コンセント等破損・冠水等があった場合漏電しブレーカーが落ちてしまします。災害に備えて外部コンセント等ブレーカーの位置を前もって確認し冠水等の恐れがある場合はブレーカーを事前に落しておきましょう。
雨漏れケ所は写真を撮っておきましょう。
雨漏れ等の被害が出た場合は火災保険の保険が下りる場合がありますので写真を必ず取っておきましょう。又事前に保険の内容も確認しておくと良いでしょう。